もちもち日記

たべるのだいすき

特定理由離職者という素敵な制度

そうだ、関西にいこう

 

そんなノリで北関東の片田舎から関西の大学に進学。無事に社会人となり、やっと手に入る給与で彼氏と遊べるぜ!と思ったのも束の間。

「4月から関東に転勤になったわ」

 

そうだ、関東へ帰ろう

 

キラキラ新社会人の目から光が消え、いかに計画的に会社を辞めるかの一大プロジェクトがスタートした

 

まあ、彼氏(現旦那)の転勤がなくても給料安かったからそう遠くない内に目から光は消えたわけだけれど。しかも、旦那も私も出身は関東である。

国家資格持ちのため、全国展開している会社に転職→結婚に伴い本拠地を変えるのが一番経済的ダメージは少ないのはわかっていた。

 

でも、ほかの人よりn年長くゆるゆるとした大学生活を送った私は思ってしまったのだ

「何とか支払った雇用保険料を取り戻しながら、悠々と過ごす手段は無いものか」

そして見つけたのが、特定理由離職者という制度だ

 

失業保険を給付制限なしで受給できるというと、会社都合での失業がまず思いつくと思うが、特定理由離職者(=正当な理由のある自己都合退職)にあたる場合も2か月or3か月の給付制限なしで7日間の待機期間終了後すぐに失業手当を受給することができる。

 

要件は各自ハローワークのHP

ハローワークインターネットサービス - 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要

で確認してほしいが、

(4)配偶者又は扶養すべき親族と別居生活を続けることが困難となったことにより離職した者

(5)(a) 結婚に伴う住所の変更

あたりが該当の条件である

 

ハローワークに婚姻届受理証明書と旦那との同居が証明できる住民票を持っていったら無事に認定してもらえた。(関西→関東の大移動だったためツッコミが入らなかったのかもしれないが、一応前職が関西でしか展開していない会社であることがわかるようにHPを印刷したものも持って行っていた。使わなかったけど)

 

退職した関西の会社が離職票を1か月近く送ってこなかったり(離職票がないと仮認定のため、手当も入金されず国保の減免手続きもできない)トラブルは色々あったが、仕事のことを考えずに過ごせた3か月は中々貴重だったなと思う。

 

条件に当てはまれば中々良い制度だと思うので、活用できる人は是非。

でも失業手当を申請した時点で、雇用期間の加入期間はリセットされるから家族計画は気を付けよう!ジャスト1年で産休・育休に突入するハメになってドキドキしている私との約束だぞ!